光り ~言葉詩集・名言集~ ④
毎日
当たり前だけど
朝は
太陽が昇り
全体に
光を照らす
夜は
太陽が沈み
暗くなる
月や星が見えるとき
少しの光だけど
暗い夜を
明るくしてくれる
光があるところは
なんだか安心する
暗い
静けさも
好きだけど
周りが見えないと
不安に
感じる時もある
”よかった探し”
が得意な私
逆境も
大好きで
例えば
雨が降って
不利になることでも
”雨に負けてたまるかー!”
と逆に燃えるタイプ
人を疑ったり
人の心に
裏があるなんて
想像したこともなかった
そんな自分が
心の暗闇に
落ちたことがある
そこから抜け出すのに
3年ほどかかった
今振り返ると
あの”闇”は
なんだったのか
夢だったのだろうか
と思えてくるほどの
不思議さを感じる
毎日が真っ暗で
そこから抜け出したい
と思っても
頑張って
明るいところへ行こう
と思っても
闇が
深すぎて
光が
見えなかった
初めて
人の心を
疑った
言っていることと
心は
違うのではないか
と悩んだ
善いことを
まったく
考えられない
悪いことばかりが
次々とでてくる
自信を失った
自分ばかり責めた
不安とイラだちで
苦しかった
悲しかった
子供が
うつ病になった時
主人は
子供の気持ちが
理解できず
初めは
戸惑っていた
私は
自分の体験があったから
少しは
理解できた
何でも
ネガティブに
考えてしまう事とか
何もしたくない
気持ち
怠け者ではないけど
ただ
ただ
何もしたくない
脱力感
無気力
人に会いたくない
私はひとり
人は私に興味がない
暗いところは嫌だ
と思いながらも
この場所から
出られない
少しずつ
少しずつ
本当に
少しずつしか
変わっていけない
心
厄介なのは
傍からみたら
普通の人
中身がみえないから
病気だと
分かってもらえない
しかも
病気には
傷がみえないから
どの程度悪いのか
どのくらい快復してるのか
分からない
だから
闇の中にいても
まわりは
気付くことが
できないのだ
言葉には
意味の上で
対立・反対
または
対照的な
語がある
つまり
”対語”
である
例えば
白ー黒
積極ー消極
甘いー苦い
明るい‐暗い
光ー影/闇
光が照るところには
”影/闇”もまたあることになる
心の暗い闇から抜け出すには
それと対になる
心の強い意志の”光”が必要となる
ということ
ただそれだけのこと
簡単ではないけど
出来ない事ではない
光は必ず闇に勝つ
~ 天使のエッセイ ~
心の中に光をもてば
夜は昼となり
わずらいごとは
みな離れていかん
~ 心の中に光を持てば 賛美歌 ~
(You can Make the Pathway Bright)
光は
正しい道への
道しるべになる
それはまるで
暗くて
広い海の上で
灯台の明かりを
めじるしに
航海するように
闇は光に勝てない
光は闇をも照らす
~ かきあさい ~