善 ~言葉集・名言集~ ⑳
一日一善
~ことわざ~
あまりよく
覚えていないけど
小学の頃
あるクラスで
この言葉を
モットーにしていた
記憶がある
よく聞く
言葉
普通で
当たり前すぎて
わざわざ
クラスのルールで
掲げる言葉なのか
あまり
気にも
留めていなかった
ここ最近
この言葉の
意味が
どれだけ
深く
大切だったのか
分かった
いちにちいちぜん
(One good deed a day)
一日に
一つの
善行をして
それを
積み重ねること
つまり
1日に
1つ
誰かのために
よいことをする
また
それを
毎日
繰り返し
よいことを
積み重ね
身につけること
善
あまり
深く
考えたことはなかったけど
これって
みんな
毎日
何気に
行動できてるな
とおもう
ただ
それを
毎日
意識して
行動すると
もっと
意味のあるものに
なるのではないかな
あなたの
善い行いを
神様は
使われる
と聞いた
韓国から
旅行で
日本へ来ていた
夫婦の話で
35年以上前の
話
その当時
韓国では
夫婦揃って
外国へ行くことは
できなかったらしい
なのに
彼らは
2人で
日本に来ていた
なぜこれたのか
そこからの話は
当時
彼は
韓国の
政府の中で
働いていた
彼女と
1年後に
結婚を
考えていた
結婚は
東京でと
願っていた
ある時
仕事で
石油国交のための使命が
与えられた
同僚と2人で
交渉した
でも
なかなか許可を
得られなかった
滞在できる
短い期間であり
最後の日の
数日前に
許可が
下りた
キセキだった
なにが起きたのか
帰国数日前に
毎日
同じように
交渉へ赴き
待合室で待っていた
秘書が
申し訳なく思い
コーヒーを
持ってきてくれた
彼の同僚は
それを飲み
彼は
飲まずに
丁寧に
断った
数分後
彼らは
部屋へ通された
責任者の方が
彼に
コーヒーを
飲まなかった
理由をたずね
それを聞いて
すぐに
契約書に
サインした
びっくりした彼が
責任者の方に
なぜ
今までサインしてくれなかったのに
今サインしてくれているのか
たずねた
答えは
責任者の方は
学生の頃
ニューヨークに
留学していた
同じアパートに
住んでいた
学生が
彼と同じ理由で
コーヒーを
飲まなかった
その学生は
とても
礼儀正しく
正直で
誠実で
善い行いができる
人だった
だから
あなたも同じように
行動する人なんだろうと
思う
とのことだった
交渉を終えて
韓国へもどり
政府から
とても喜ばれ
結果
2人で
日本へ行く
許可がおりて
東京で
結婚することが
できた
この学生の
小さな
毎日の
何気ない
善い行いが
この2人の夫婦の
願いを叶え
さらには大きな
国と国の
国交までにも
つながった
大きい影響を与えた
ニューヨークの学生
本人は
自分がどんな影響を
まわりに与えたのか
今も
何も知らない
これからも
知ることはない
わたしたちも
自分たちの
毎日の生活の中で
自分のする
善い行いで
善い影響を
まわりに
与えることが
できるのだと
与えているのだと
考えられたら
毎日の姿勢が変わるかな
人へあいさつすることで
笑顔で話したりすることで
優しい言葉を使うことで
人の話に耳を傾けることで
正直でいることで
全てに誠実でいることで
優しい想いで行動することで
そうした小さいことで
善いことに
つながっていく
そして
まわりに
キセキが
おこる
おこってゆく
少しずつ
少しずつ
それが
毎日の
積み重ねが
習慣になり
自然に
善いことが
できている
になれたら
毎日が
キセキがいっぱいで
そんな
日常は
大歓迎だな
あなたの
善い
行いで
他の人の
祝福(キセキ)に
つながる
祝福(キセキ)は
ずっと前から
すでに
準備されている
だけど
そうなるためには
手を
のばさないと
与えられない
~かきあさい~