目には目を
歯には歯を
やられたら
やり返す
人からされたこと
人にも同じように
痛みを与える
というようなことを
伝えている
言葉がある
私も同じように
想像していたことがあった
例えば
喧嘩で
絶対
負けたくない
と思ったとき
人から
嫌なことをされたとき
理不尽に思うとき
今は少し違う
喧嘩は負けたくないけど
相手の痛みも
分かるようになった
そういう状況になった
経緯とか
家庭環境とか
考えることができる
表面だけでなく
裏も見れる
かと言って
人に傷つけられたら
嫌なことをされたら
そう簡単には
ゆるすことができないものだ
子供を持てば
子供がいじめにあっていたりしたり
無理やり
受け入れがたい状況に
落とされていたりしたら
なおさらゆるせるだろうか
実際
子供を
交通事故で亡くした
両親の話を
聞いたことがある
運転手は
飲酒運転だった
その両親は
運転手をゆるし
しかも
彼が前に進めるように
励ましの言葉を伝えてた
どうして
どうやって
そうできたのか
とても疑問だった
憎むことは
簡単
でも
ゆるすことは
難しい
その難しいことを
どうやって
やってのけたのか
彼らいわく
運転手のとった行動
状況は憎むべきところ
だけど
本人自身は違う
だそうだ
簡単ではなかった
だけど
人をゆるした
そうすることで
心がとても
平安になった
と言った
憎しみからの
解放
人をゆるし
自分をゆるしたことからの
平安
他の人も
自分自身も
前に進める
時間はかかるかもしれない
でも
暗い
暗い
憎しみの
苦しく
辛いだけの
時間ではなく
悲しいけど
さみしいけど
やっぱり辛いけど
でも
少しずつ
少しずつ
光が見える
希望の
明るい
穏やかな時間を
過ごしていける
ゆるす
ということを
選んだ
もし
あなたがたが
人の過ちを赦すならば
天におられる
あなたがたの父も
あなたがたを
赦してくださるであろう
~ニーファイ3章13:14~
Our willingness and ability to forgive others is
(私たちがいとわず人を赦すことと人を赦す能力は)
one of the greatest acts of love we can show to one another
(私たちがお互いしめしあえる最も素晴らしい愛ある行動の1つです)
~Mary Ellen Edmunds~
(メリー エレン エドマンド)
ゆるす
ということは
簡単ではないけど
憎むことで
歪んだ日々を
過ごしたくない
自分の人生を
人の不幸で
いっぱいにしたくない
もっと違うことに
エネルギーを使って
前を向いて過ごしたい
ゆっくりと
心穏やかに
憎しみからは
何も生まれない
憎むより
愛したほうがいい
赦すことは
受け入れること
人を
周りを
自分を
受け入れる
そうして
前を見る
心に
平安があるように
赦しは
キセキの力
~かきあさい~